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『SMAP 006 SEXY SIX』 SMAP


いきなりアイドル登場ですが(爆)、ミュージシャンおたくとして非常に興味深い快作です。テレビをつければ、見ないことはほとんどない状態の人気となったSMAPの、音楽的転機となったであろうアルバムがこの作品。

作家陣はそれまで同様、森 浩美氏、岩田 雅之氏の2人が主に担当し、アレンジにCHOKKAKU氏が参加するなど、さほど変わりはなかったのです。 違うのは、参加ミュージシャンの面々。海外の名手が数多く参加している点に注目です。もちろん、それまでもあったのでしょうが、このアルバムでは大フィーチャー状態です。 2曲目・11曲目のマイケル・ブレッカー(ts)、4曲目のフィル・ウッズ(as)のソロは圧巻、というか「日本のアイドルのアルバムでそこまで・・・」というほど頑張ってます。演っている本人たちは詳しいことは知らされませんから、そんな心配は無用でしょうけど。後になって『SMAPPIES』なるSMAPの曲のインスト集が2枚も発売されたきっかけは、間違いなくこのアルバムです。 もちろん、2枚とも持ってます(笑)。でも、1枚でよかったなぁ・・・。